10月25日(火)5〜6校時に、5年生は食育の出前授業を行いました。
パルシステムの石田さんを講師にお招きして、「お米の脱穀・籾摺り」を実施しました。
5月に苗植えした稲はぐんぐん育ち、秋に収穫を迎えました。
今回は「収穫したお米」と、パルシステムの方からいただいた「プロが育てたお米」の脱穀と籾摺りを行いました。
脱穀は指を使って、上手に行いました。
籾摺りは、すり鉢と野球ボールを使って行いました。
すり鉢の中にお米を入れて、野球ボールでゴリゴリとこすりあわせると、籾が取れます。
そこに息を優しく吹きかけると、籾だけが舞い上がって外にこぼれ落ち、玄米がすり鉢の中に残ります。
感染予防対策のため、体育館でソーシャルディスタンスを取りながら行い、息を吹きかける作業は外で距離を取って行いました。
脱穀と籾摺りはとても根気がいる力作業ですが、子どもたちは一生懸命取り組んでいました。
時間内にできる限りの量を達成し、後片付けや掃除もきちんと行うことができました。
体験を通して、農家さんの苦労やお米のありがたさを感じることができました。
「またやってみたい人?」と問いかけると、ほとんどの子が元気よく手を挙げていました。
一つの稲に何粒のお米が付いているか数えると、自分たちが収穫した稲は80粒程度、多いものは100粒以上ありました。
プロが育てたお米は100粒以上のものが多くありました。
バケツ稲の平均が40粒程度、田んぼで育てた稲の平均が80〜100粒程度とのことでしたので、13小のお米はずいぶん実がしっかりついていたことがわかりました。
実体験を通して、お米について学習することができました。