少し長めの冬休みを終え、今日から3学期となります。
体育館で3学期始業式を行いました。
校長からは、令和5年が世界中の人たちにとって、平和な生活が送れるようにとなることを願いたいという話をしました。
また、生活指導主任からは、節目のあいさつの話がありました。
3年生は48日、1,2年生は52日という短い3学期ですが、それぞれの目標に向かってがんばりましょう。
本日学校便り1月号を配布しました。よろしければご覧ください。
学校便り 1月号
令和4年度 3学期始業式 校長あいさつ
皆さん、おはようございます。今日は3学期の始業式です。少し長めの冬休みはゆっくりできましたか?3年生はそれぞれの進路向けてゆっくりするような時間はなかったかもしれませんね。いずれにせよ、皆さんの元気そうな姿を見ることができて嬉しいです。年が明けて令和5年となりました。干支でいうとうさぎ年ですね。学校便りにも書いていることですが、うさぎはとても穏やかで温厚なイメージがあります。世界中の人たちが心穏やかに過ごせる1年となることを祈りたいと思います。
実はこの冬休みを利用して、広島県に行ってきました。広島県といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?「お好み焼き」「もみじ饅頭」「かき」「厳島神社」…などいくつかあると思います。そして、世界で初めて原子力爆弾が投下されたところがこの「ヒロシマ」です。私が初めて広島県に行ったのは、中学校3年生の修学旅行でした。第二次世界大戦が終わって40年が経とうとしている頃でしたが、被爆地から数キロ離れたところにいたという被爆された方のお話を聞いたことを今でも鮮明に覚えています。広島平和記念資料館(原爆の資料館)なども見学しました。教科書の資料などで見ていた「戦争」や「原爆」とは全く違うものがそこにありました。同世代やもっと小さい子どもたちの多くが犠牲になっている姿を見て衝撃を受けました。その後、今回を含めて4,5回広島県を訪れていますが、必ずこの資料館を見学しています。そのたびに他人事ではなく、戦争が起きているところでは、このようなかけがえのない命が犠牲になっているということを考えています。報道等では、昨年は、核兵器の使用についても言及している場面を見ることがありました。ものごとにはいろいろな見方があります。唯一無二の正解が数学の中にはあるかもしれませんが、ものごとを様々な立場から見たときに、自分の考えと違った世界があるのではないか、いつもそのようなことを考えるようにしています。ただし、人の命を奪う行為は決して起きてはならないと思うのはきっと世界共通の考えであると思います。令和5年はぜひ、そんな世界になっていってほしいと思います。もし皆さんも機会があったら、広島県に行って広島平和記念資料館を見学してみてください。私もまた、行ってみようと思います。
さて、明後日からは2年生、月末からは1年生がスキー教室となります。3年生は、いよいよ受験の本番です。それぞれ目指すものがありますね。この先の感染拡大が心配されます。どこで感染してしまうかわからないですが、引き続き感染症拡大防止の対策を徹底して、校内で感染が広がらないように生活していきましょう。インフルエンザも流行する予想がされています。寒いですが、手洗いうがい、そして教室は換気です。みんなで協力してこの冬を乗り越えましょう。
最後に、小平市の学校給食センターが完成して、2月からは、給食の形も変わります。現在のランチボックス形式から、配膳形式になります。どんな給食になるか今から楽しみですね。
花小金井南中学校
校長 堀井賢治