3学期始業式 校長挨拶
- 公開日
- 2023/01/10
- 更新日
- 2023/01/10
校長室から
みなさん、おはようございます。いよいよ3学期が始まりました。皆さんはどのような冬休みを過ごしましたか?
また、皆さんは年明けにどのような目標を立てましたか?
さて、今日は、確実に今年の目標を達成するための、ある方法を紹介します。
皆さんは、自動車メーカー時価総額No.1を誇る、テスラのCEOイーロン・マスクを聞いたことがあるでしょう。
先月の栗山監督の講演会のときにもイーロン・マスクというワードが出ていましたね。
実は、このイーロン・マスク、民間で初めて国際宇宙ステーションへの有人飛行を実現させるという快挙を成し遂げたのです!
これが、どれほどすごいことなのかというと、そもそも、ロケットの専門家ではない一般企業がロケット打ち上げを成功させるには、解決しなければならない問題が山積みで、到底、できないとされていました。
それまでロケットの打ち上げに成功していたのは、NASAやJAXAなどの国家機関だけで、しかも、1台のロケットの製造には、最大200億円かかっていました。
たとえ200億円を払えたとしても、成功するかどうか分からないこのプロジェクトに、それだけの資金を注ぎ込むことは企業にとって、ハイリスクだと言えます。
しかし、イーロン・マスクは、この不可能とも思えたプロジェクトを見事成功させます。どうやってやったのか?
それは、「第一原理思考」という考え方を使ったのです。
簡単に言うと、解決が難しい問題は、その中心となる部分に光を当てれば、解決策を見つけることができる、という考え方です。
イーロン・マスクは、なぜ、ロケットの値段が高いのかということに着目し、単純に値段の安いロケット探しに力を入れるのではなく、安い値段のロケット開発の方法に注目しました。
分かったことは、1台のロケット開発費200億円のうち、材料費は2%程度だった、ということです。
この事実からイーロン・マスクは、開発費を大幅に下げることができると考え、結果的にイーロン・マスクは、従来のおよそ10分の1まで開発費をさげたロケットを実現させたのです。
枠にはまった考え方から脱線して根本に疑問をもつ、しかし確実に必要なものは削らないというイーロン・マスクの考え方は、今までの固定概念を覆す結果を生み出しました。
普通の人は、実現が不可能な目標を前にすると「達成できっこない」「どうせ挑戦したって実現できない」と思います。
イーロン・マスクが、無謀とも思えたプロジェクトを達成できたのは、問題の中心となる部分を分析し、どこに本当の課題があるのかを見極める、ことができたからです。
ぜひ、皆さんも「どうせ、できない」とか、「これは、無理だろう」という考えを捨て、自らの目標実現に向け、どんどん挑戦していってほしいと思います。
3学期の登校日数は、50日ほどです。次の学年・ステップに向けた準備期間でもあります。
今学期、さらに今年一年、皆さんが一層成長することを祈って、始業式のあいさつとします。