学校日記

冬休みのしおり校長挨拶 「ハレ」と「ケ」を感じてみよう

公開日
2022/12/28
更新日
2022/12/28

校長室から

もうすぐ2学期が終わります。今学期も皆さんよく頑張りました。
そして、一人一人が立派になったなと感じます。
お疲れ様でした。

さて、古来より日本人は、普段どおりの日常を「ケ」の日、祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日と呼び、日常と非日常を使い分けていました。

「ハレ」の日には、晴れ着を着たり、神聖な食べ物である餅や赤飯を食べたりして、特別な日であることを示します。

古来より、日本人は、木にも火にも水にも神様が宿っていると感じ、これを「八百万(やおよろず)の神」といって大切にしてきました。

そして、身辺で起こるよいことも悪いことも、神様のおかげ、神様のせいと考え、人々は祭り(祀(まつ)り)をつかさどるようになりました。

祭りの華やかさ、行事の晴れやかさ、ケガレを落とした後の清々(すがすが)しさが「ハレ」であり、「晴れ晴れ」「晴れ着」「晴れ姿」など「ハレ」の気持ちを表した言葉がたくさんあります。

一方、「ケ」は普段どおりの生活を送る日ですが、日常生活の「ケ」がなく、毎日がお祭りの「ハレ」だったら、それはつまらないものになってしまうかもしれません。

また、陰鬱(いんうつ)な気持ちや何かよくない力、病気や死など、「ケ」の生活が順調にいかなくなることを、「気枯れ」=「ケガレ」といって忌(い)み嫌(きら)い、禊(みそ)ぎ、清(きよ)め、祓(はら)いなどをしました。

「ケガレ」を落とし、単調になりがちな生活に「ケジメ」をつけて、「ハレ」の日を迎える。そうした物事の繰り返しで暮らしが成り立っているのです。

これから始まる冬休みは、まさに「ハレ」と「ケ」を感じられる絶好の機会です。

クリスマスやお正月など楽しい時間は大いに楽しんでください。

一方で、普段どおり生活するところ、例えば学習面では、学習者用端末を活用した課題を出しますので取り組んでみてください。

3年生の皆さんは、受験勉強に取り組んでみてください。また生活面では、すべての学年で家族の一員として大掃除に取り組んでみてください。

そして、年明けには、「一年の計は元旦にあり」ということわざのとおり、一年の計画を立ててみてください。

3学期、3年生は入学試験があります。そこで、全力を出せるよう、体調管理に十分気を付けて生活しましょう。また、1、2年生は、1月後半にスキー教室があります。こちらも体調管理をしっかり行って、みんなで行けるようにしましょう。皆さんにとって良い冬休みになることを願っています。

そして、令和5年1月10日、元気に再会しましょう。