学校日記

令和4年度2学期始業式挨拶

公開日
2022/09/01
更新日
2022/09/01

校長室から

 皆さん、おはようございます。今日から2学期です。皆さんはどんな夏休みを過ごしましたか。

 夏休みのしおりに「自分を磨く夏休み」にしてほしいと書きました。肉体、精神、知性、情緒の4つの分野をまんべんなく取り組んでくださいと伝えましたが、取り組めたでしょうか。

 私は、4月に着任して以来、学校を少しでもきれいにしたいと思っていました。私は校長なので、先生方や主事さんにお願いすることもできますが、まずは、自らが率先して行わなければと考え、自分で片付けをしていきました。

 どのくらいのゴミが出るのか、その都度重さを量っていました。そして、夏休みの終わりに合計すると、1385Kgありました。皆さんは想像がつきますか?大人一人60Kgとすると約24人分の重さです。こつこつ積み重ねていくとこんなになるんだなと実感しました。これからも学校の環境を整えていきたいと思っています。

 夏休み中、補習教室や部活動の活躍の話も聞いています。きっと皆さんも充実した夏休みを過ごせたのだろうと思います。

 さて、今学期は、学習はもちろんのこと、3年生の修学旅行や合唱コンクールなど大きな行事があります。私は、どれも成功させたいと願っています。そのためには、引き続き一人一人が感染症対策をしっかり行うことが大切です。よろしくお願いします。

 また、今学期は、生徒会活動や部活動などの学校運営の中心が3年生から2年生、1年生にバトンタッチされます。それとともに3年生は進路選択に向け、大切な時期を迎えます。今学期の終わりには、中学校卒業後どのような進路先に進むのかという方向性がおおむね決まっている状態になります。これから学校生活が大きく変化していく時期を迎える中で、一つ話を紹介したいと思います。

 インドでは昔から象が人を運ぶ交通機関の役割を果たしてきました。その象を調教するとき、あるいはサーカスで象を調教する時に、次のようにするそうです。

 子象のときに、しっかりした杭につなぎとめておきます。子象は杭から逃げようと必死にもがきますが、非力なため杭を抜いて逃げることができません。何度も何度も杭を抜こうと試みますが、やっぱり抜けません。そのうち子象は「この杭は絶対に抜けないんだ」、「逃げようとしたってどうせムリだ」と学習(思い込み)します。その後、自分の体が大きくなって杭を引き抜くことができる力をもったとしても、逃げようとする気持ちさえなくなってしまい杭を引き抜いて逃げようとはしないそうです。

 この話は、エレファントシンドロームと言われますが、皆さんの中にもこういった考えをもっている人はいませんか。できるかどうかやってみないと分からないのに、無限のチャンスがあるのに、やる前から「どうせ無理だ」「無理に決まっている」と決めつけてあきらめてしまっている人はいませんか。

 先日、元大リーガーのイチロー氏が球団殿堂入り式典の中で、「もし、日本から来た、痩せこけた小柄な男がこのユニホームを着て競争することができるなら、そして今夜この名誉を受けるためにあなたたちの前に立つことができているのなら、あなたたちにできないという理由は何もありません」と話していました。2学期は挑戦するチャンスがたくさんあります。ぜひ、自分の「思い込み」を取り払って、今までできなかったこと、やりたくなかったことにも挑戦してみましょう。期待しています。