6年生の音楽の授業で「声変わりってすてきだね」というテーマで、変声期についての学習をしています。今回の学習指導要領では「変声以前から自分の声の特徴に関心をもたせるとともに変声期の子どもに対して、適切に配慮すること」と言う事項が新しく示されました。この事項で最も大切なのは「変声以前から」というところです。子どもたちに変声期の変化や注意点、身近な声優さんの声の変化などを示しながら、本校職員で劇団四季での経験がある木戸教諭に「美女と野獣」の一曲を披露してもらいました。子どもたちと15メートルほどの距離をとっての歌唱でしたが、ふりかえり用紙には「教室中に響きわたっていて、感動しました」「大人の声ってすてきだなと思いました」「声変わりが楽しみになってきました」「声変わりの時はどなったりしないようにして、大切にしていきたい」という感想がたくさん書かれていました。三小の6年生の中には、声変わりが進んでいる子がひとクラスに数人います。音楽の授業では発声のしかたを教えるなど、配慮していきたいと思っています。