二学期始業式の話
３つの幸せ
20220901　村松

　いよいよ二学期が始まりますね。長かった夏休みはどうでしたか。元気に過ごせましたか。
　ところで、私が一学期の終業式で話したことを覚えていますか。覚えている人？ずいぶんと前ですから忘れてしまったのでしょう。
　私は「為せば成る」ということを話しました。なにか、目標を決めたら絶対にやりきる、実行する、これが大事だということを言いましたね。夏休みは「為せば成る」を実行できましたか。できた人は手をあげてみてください。
　さて、二学期に何をがんばればいいか、どう行動すればいいかをこれから話しますね。
　人間には３つの幸せがあると言われています。なんだかわかりますか。
　１つめは「してもらう幸せ」です。たとえば赤ちゃんがごはんを食べさせてもらう、おむつを替えてもらう、抱っこしてもらうなど、おうちの人から何かをしてもらうと幸せな気持ちになります。これが「してもらう幸せ」です。
　２つめは「できる幸せ」です。赤ちゃんが大きくなって、自分で歩けるようになる、自分で食べられるようになる、言い換えると自分でできる幸せです。みなさんも、自分でできるようになったときはうれしいし、幸せを感じますよね。
　さあ３つめ、これが一番大事なことなのです。「してあげる幸せ」です。人が困っていたら助ける、人が独りぼっちでいたら声をかけて一緒に遊ぶなど、人に対して「してあげる幸せ」、これが一番の幸せなのです。だれかにいろいろとしてあげれば、その人は笑顔になります、喜びます。その喜んで姿を見ることで、自分が幸せになるのです。
　人からしてもらうばかりだったり、また自分だけできればよいと考えたりするのはだめなのです。だれかにしてあげることが一番の幸せなのです。人に対してやさしくしている人のまわりには、いい人が集まってきて、みんなが幸せになれるのです。
　二学期は、一小のみんなが、友達に何かをしてあげる幸せを感じられるようになってもらいたいと思います。そうすれば、一小は笑顔いっぱいの素晴らしい学校になっていきます。「してあげる幸せ」を感じられる二学期に、みんなでしていきましょう。
　これで二学期始業式の話を終わります。

＜裏面に「先生方へ」があります＞


＜先生方へ＞（前日の８／３１に事前配布）
　長かった？夏休みも終わり、二学期が明日からスタートします。すでに今週から仕事モードになっていると思いますが、急加速は禁物です。一学期に作った、学級や授業でのシステムを確認しつつ、ていねいに進めてください。その際に、作ってきたシステムがほころびているときには、すぐに修正していかないとダメです。「あとでもいいや、来週から修正すれば」、これでは確実にずっこけてしまいます。修正はすぐに実行、これが二学期最初の原則です。その修正がうまくいかないときには、学年で協力して対処していきましょう。くれぐれも自分だけで抱え込むことがないようにしていきましょう。
　さて、二学期始業式の話は「３つの幸せ」という話をします。これはカー用品販売会社「イエローハット」の創業者：鍵山　秀三郎（かぎやま　ひでさぶろう）さん（１９３３年生まれ　現在８９歳）の言葉です。鍵山さんは、掃除の実践で社風を作ってきたことで有名ですが、この３つの幸せの話も同じくらい知られています。中学校や小学校の朝会や学校だよりなどで引用されることも多いようです。
　二学期は子どもたちが友だちと積極的に関わること、それも相手のことを思いやって行動できるようになってもらいたい、そんな自分の願い・希望からこの話をします。「してあげる幸せ」は、教育目標の一つでもある「やさしい子」につながるとも思っています。ただ話す内容はどちらかと言うと高学年向きですので、学級学年の実態に合わせて補足などを是非お願いします。
　ところでニュースでもよく報道されるように、明日９月１日は過去４０年間の調査で１８歳以下の子どもが自殺する最多の日です。（最近は夏休みの短縮で分散化の傾向がありますが、、、）このことを踏まえて私たち教職員は、明日一日夏休み中の子どもたちの変化を敏感に察知していきましょう。
　具体的には、朝登校しているかいないかをまず確認し、連絡なしで登校していない場合は職員室にすぐ知らせてください。副担任等で保護者への連絡・対応をします。
　また、始業式の挨拶時には正面に立ち、話などのときは、できるだけ子どもたちの様子が見える位置にいてください。その中で、子どもたちの表情・動きをしっかりと見てください。夏休み中になにかあった子は集中せず、視線も泳いでいます。教室にもどるとその不安な表情は消えてしまいますので、始業式の時間を大事にしてください。
　さらに、学級での指導の際には、夏休み中のけがや病気のことを家族も含めてそれとなく聞いてくださると助かります。（あくまでもできる範囲です。）それらの情報をもとに、保護者と連携して対応していきましょう。
　とにかく、最初が肝心です。二学期最初の３日間は、学年はじめの４月の３日間に次いで重要なときです。この３日間を計画的にすすめていけば、二学期が充実したものになります。どうぞ、よろしくお願いいたします。（なお始業式前の教室の黒板に、先生方の「二学期メッセージ」などあると、子どもたちは笑顔が出てやる気になります。）

平素より小平第一小学校の教育活動にご理解、ご協力賜りありがとうございます。

全国的に新型コロナウイルス感染症の収束が見えない状況が続いていますが、感染症拡大防止対策を講じながら「学びを止めない」ことを第一に考え、予定通り９月１日に始業式を実施し、二学期の教育活動を展開して参ります。保護者の皆様、地域の皆様、関係の皆様には引き続き本校の教育活動へご協力賜りますようよろしくお願いします。

・始業式は９月１日です。８時２０分までに登校できるようご準備ください。

・引き渡し訓練は９月１日に予定通り実施します。気温が高いことが予想されますので、気を付けて来校してください。

・体育の授業や登下校等では、子どもたちの心身の健康を優先し、マスクを外すよう指導します。

・マスク着用の有無により、差別や偏見が生じることがないよう指導します。

・関係の皆様には二学期も登下校の見守り活動へのご協力をよろしくお願いします。


　　　　　　　　　　 　　　　　　小平第一小学校　校長　村松　守夫

残暑お見舞い申し上げます。
5年生の皆さんが一生懸命育てている稲の花がさきました。
とても小さなかわいい花です。
時間があったら見に来てくださいね。

　楽しみながら「循環型社会」の在り方を学ぶ「学校ブックオフ体験」の授業に取り組みました。
　協力してくださったブックオフ店舗や、自分たちの家庭から持ち寄った書籍を査定する体験活動に取り組みました。
　また、各班に分かれて、店舗ごとにレイアウトを工夫したり、ポップを作成したり、学習用端末を活用して宣伝活動をしたりしながら、実際の店舗運営の楽しさや、リユース事業の大切さを感じることが出来ました。

夏休みが始まって２日、お家での子どもたちの様子はいかがでしょうか？

学校で育てているあさがおは鮮やかに咲き、花の近くには虫がとまっていました。
みんなのあさがおも元気かな？？

秋頃にあさがおのツルを使ったリース作りをする予定です！
ツルが伸びてきたら、支柱に巻き付けながらぐんぐんと育ててください！

さて、昨日より個人面談が始まっております。
ご多用の中、また暑い中ご足労をお掛けいたしますが、ご来校をお待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

　日頃より、学校にお花や苗木をご提供くださっている地域の小山喜彬様からパパイヤの苗木をいただきました。
　学校経営協議会会長馬場様が校庭の花壇にパパイヤの木を植えてくださいました。

　1学期最終日。
　「花と緑のボランティア」の皆さまが、昇降口前の花壇整備をしてくださいました。
　毎朝通る場所に、季節ごとの花が咲く小平第一小学校です。

１学期が終わりました！
保護者の皆様には、様々な場面でご協力いただき誠にありがとうございました。
個人面談ではお暑い中ご足労をお掛けいたしますが、子どもたちのご家庭での様子等も伺えると幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

今日は、夏休みに向けて休み中の過ごし方を確認したり、お楽しみ会をしたり、大掃除をしたりと学級によっていろいろな活動をしました。

２学期にパワーアップした子どもたちに会えることを楽しみにしております！
充実した夏休みをお過ごしください！

生活科では、校庭で水遊びをしました！
自分たちで作った的に当てたり、より遠くへ水を飛ばしたりしてたくさん遊び、友達と場所を譲り合って楽しく活動する姿が見られました。

水遊び用の容器や着替え、タオルなどをご用意くださいまして誠にありがとうございました！

一学期終業式の話
為せば成る
20220720　村松

　きょうは一学期のまとめの式、終業式です。朝会の話とは違います。いつもより、さらにしっかりと聞いてくださいね。
　さあ、いよいよ明日から夏休みです。４２日間もあります。
ところでみなさんは、夏休みのめあて、目標を決めていますか。本を１０冊読むぞとか、自由研究をしっかり取り組むなど、なにか目標を決めていますか。決めている人、手を挙げてください。まだ決まっていない人は、きょうのうちにめあてを決めるといいですよ。明日からの夏休みになってからでは、遅いですよ。とにかく休みに入る前に決めることです。
　では、めあて目標を決めたらどうしたらいいでしょうか。「決めたことは、必ずやり遂げる、やりきる」と自分に誓うことです。おうちの人や友だちに「必ずやります」と言うのもいいですよ。そうすれば、必ずやります。
　そんなときに必要な言葉があります。次の言葉です。

　為せば成る
　為さねば成らぬ何事も
　成らぬは人の為さぬなりけり

　これは、上杉鷹山（うえすぎ　ようざん）という人の言葉です。今から２００年くらい前の大名です、武士です。知っている人もいるでしょう。この言葉の意味は、
なにかをやろうと思って行動すれば、どんなことでもできるようになる。
ただ待っていて、何にもしなければ良い結果はないし、できるようにはならない。
できないのは、その人がちゃんと行動しないからだ。
ということです。
　とにかく、行動することです。決めたことをやりきろうと行動することです。明日になったらやろう、だからきょうはやめておこう、そう思ったらダメです。
　すぐにやろう、きょうからやろうと決めて行動すると、めあて・目標ができるようになります。
　さあ、いよいよ夏休み、めあて・目標をたてて、しっかりと実行してください。
　最後にこの言葉をみんなで読んでみましょう。私のあとに読んでください。
　（全体で声を出して読む）
　これで、一学期終業式の話を終わります。

＜裏面に「先生方へ」があります＞


＜先生方へ＞
　先生方、一学期本当にお疲れ様でした。中村理明副校長先生を中心に「和の精神」（お互い様　おかげ様）でがんばっていただきました。本当にありがとうございました。
　また一学期が無事終えられるのも、教育活動を支えていただいた、事務室、主事室、給食室などのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。
　さて学期中は、なかなか休暇も取れなかったことと思います。この夏季休業中は是非、休暇を上手に取得していただき、リフレッシュしてくださいね。
　多くの研修を計画している方もいるかと思います。ただ研修を詰め込みすぎると、二学期に疲れが残ります。
　前に書いたことがあると思いますが、私は若い頃夏休みのほぼ全部を研修に充てたことがあります。勉強したという満足感はありましたが、二学期に疲れがでてしまい何日も休むということがありました。とにかく「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。適度な研修、適切な休暇、これを心がけてください。
　ただ、私が子どもたちに言った「為せば成る」は、私たちも実行してみましょう。せっかくの長期休業です。日頃できないことに挑戦するにはもってこいです。
　私の今年のチャレンジは、読書です。長期休業中に最低１０冊は読みたいと思っています。「積ん読（つんどく）」になっている本が何冊もあるので、それをしっかり読んで行きます。
　加えてこの夏は、小平一小１５０周年の細かい計画を立てておきます。
　なお二学期の最初などに、先生方の夏休みチャレンジについて報告してくださるとうれしいです。
最後に、服務事故防止についてです。かつて小平市では、服務事故が毎年のようにおきていました。今は先生方も含め市全体で信頼回復につとめて、成果を出しているところです。
　ただ、ここで事故があってはなりません。今までの取組が水の泡になってしまいます。お互いが気を引き締めて、「服務事故ゼロ、服務事故を絶対に起こさない」を確認しましょう。よろしくお願いいたします。特に旅行先などでの自動車運転、気をつけていきましょう。（自戒です！）


＜参　考：上杉　鷹山＞
　上杉　鷹山（うえすぎ ようざん） / 上杉 治憲（うえすぎ はるのり、１７５１年寛延４年７月２０日〜１８２２年文政５年３月１１日）
　江戸時代中期の大名で、出羽国米沢藩の第９代藩主。領地返上寸前の米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られています。藩主隠居後の号である鷹山の方が有名です。
　アメリカのケネディ元大統領が「最も尊敬する日本人は上杉鷹山」と語ったことはよく知られています。〈ケネディ大統領が日本人記者団の質問に答えたものです。質問した記者たちのほうが鷹山を知らず、びっくりしたというエピソードが残っています。）
　内村鑑三（明治の思想家）が「代表的日本人」という本を英語で書き、鷹山を紹介したことで、ケネディが知っていたのでしょう。この本では５人の人物を紹介しています。上杉鷹山以外の４人は、次の通りです。日蓮、西郷隆盛、二宮尊徳、中江藤樹です。

東京都の公立学校全体で取り組むことを、子供たちに話しました。
子供たちへの性被害がないよう、学校は全力で取り組みます。

朝会の話
地震と安全
20220711　村松

（テレビ放送で）
　きょうは紙芝居形式で、「地震と安全」という話をします。このあと、一学期が終わるまでに、担任の先生からも話があると思います。きょうはその前に、全体で少しだけ学習をします。しっかり画面を見て、よく考えてくださいね。
　（別添のような画像１８枚を見せながら、５分ほどで説明をする）

＜先生方へ＞
　今週で、ほぼ一学期の学習が終わります。一学期最後のまとめ、どうぞよろしくお願いいたします。いつも言うことですが、何ができるようになって何が今一つなのか、二学期の課題は何か、そのことをはっきりさせておいてください。
　さて、きょうは夏休み前ということもあり、地震と安全というプレゼンテーションみたいなことをしました。資料は、かつて東京都教育委員会が発行した「地しんと安全」（１・２・３年生）をもとに作りました。１・２・３年生は、学級指導の際に、再度復習のつもりで説明していただいても大丈夫です。また、４・５・６年生は少し物足りないプレゼンだと思いますので、都の資料を上手に使って補足をしておいてくださると助かります。
　東京都教育委員会のホームページは、防災教育のページが充実しています。特に防災教育ポータルサイトはいいですよ。以下のページです。
http://www.anzenedu.metro.tokyo.lg.jp/
　都教委のホームページからだと、ページの下のほうにある「安全教育・防災教育」から入り、「２　防災教育ポータルサイト」の画像をクリックすると入っていけます。是非一度見ておいてください。
　加えて、４月当初に配布した「安全教育プログラム」（東京都教育委員会発行）も参考にしてください。学級指導などの具体的内容なども示されています。安全教育をする際には、参考になることがたくさん載っていますので、こちらもご覧ください。
　　きょうを含めてあと７日で一学期は終わります。夏休み前に、子どもたちの人間関係なども再度チェックして、良好な関係で休みが迎えられるようしましょう。学級・学年での指導をよろしくお願いいたします。

今日は１学期最後の給食でした。

みんなが大好きなカレーライスです！
デザートには冷たいフローズンヨーグルトがでました！
美味しい美味しいと食べる子どもたちがとても可愛らしかったです。

給食室の皆さんには、給食のワゴンを用意してもらったり、配膳のお手伝いをしてもらったりと、たくさん助けてもらいました。ありがとうの気持ちを込めて、これからもモリモリ食べていきましょう！

　ボランティアの皆様は、定期的に図書館内の飾りや、本の紹介コーナーを、新しく更新してくださっています。
　子どもたちが、自分から本の世界への興味を広げていけるように、様々な工夫がされている小平第一小の学校図書館です。

　ボランティアの皆さまが、5月に苗植えをしてくださった「ふうせんかずら」が立派に育ちました。
　毎朝、正門横の花壇の周りでは、子どもたちが嬉しそうに観察しています。

特別支援教室よつば学級について学びました。
自分のことをもっと知ることと、よつばについて知ることを目標としてしっかりと話を聞きました。

人それぞれ、得意なこともあれば苦手なこともありますね。
子どもたちが困ったときには、家族や担任の先生に相談をすることが多いと思いますが、学校にはスクールカウンセラーや保健室など、子どもたちを助けてくれる人や場所がたくさんあります。

そのうちの一つが「特別支援教室よつば学級」です。
よつば学級は、自分の得意なところを伸ばして、苦手なところや難しいところを先生と相談しながらできるようにするところです。

授業の最後の方では、実際によつば学級で行っている「ひとりバランス」に取り組みました。
両手を横に広げ、片足をグッと上げてそのまま数秒間・数十秒間バランスを保ちます。
これができるようになると、座っているときもよい姿勢になり、人の話をしっかりと聞けることを教えてもらいました。

よつば学級についての学習が終わった後、ひとりバランスに挑戦する子も出てきました！みんな前向きですね。楽しみながら、基本的な学習習慣を身に付けていけたらと思います。

明日で一週間も終わりますね！
あと３日で待ちに待った夏休みです！

明日も、元気な子どもたちに会えることを楽しみにしています！！

鍵盤ハーモニカでは、ドレミファソの指づかいの練習をしています！
国語の音読や音楽の歌唱の時間を通して、ちょうど良い息のつかい方も身に付いてきたように感じます。

今週から鍵盤ハーモニカを持ち帰らせているので、お家でホースのお手入れをしていただくようお願いいたします！

休み時間は校庭で体を動かしたり、教室で絵を描いたり本を読んだりして過ごしています。
写真は校庭で長縄をする子どもたちの様子です！

２学期以降になると、子ども同士の関りが増えて鬼ごっこやボール遊びをする姿が見られるかな？と思います！

みんなが使うところも綺麗にしてくれています！
いつもありがとう！

子ども同士で声を掛け合い、頑張って取り組んでいます！
６年生もお手伝いに来てくれているので１年生たちも安心ですね。