3学期始業式を行いました。
3学期は、3年生は自分自身の進路、1,2年生は次の学年へのステップとなる大切な時期となります。充実した3ヵ月にしてほしいです。
生活指導主任からは、能登半島地震について話がありました。
私たち自身が自分事として考えて何ができるか。想定外のことが起きることもあることを予測して、そのようなことが起きたときに、どのように行動するか各自、各家庭で考えておくことが大切であるという話がありました。
小平市の美術作品展と英語部の表彰がありました。
また、始業式終了後には、「3年生にエールを送る会」が行われ、これからの受験に向けて、1,2年生各クラスで撮影した応援動画が流されました。最後は、1,2年生から直接の掛け声があり、その掛け声に対して3年生の言葉がありました。学校全体が3年生を応援しています。頑張ってくださいね。
令和5年度 3学期始業式 校長あいさつ
皆さん、おはようございます。今日から3学期がスタートします。3年生は自分自身の進路に向けて、1、2年生は一つ上の学年に進級するための準備期間として充実した時間を過ごしてほしいと思います。
新年を迎えて早々に能登半島地震がありました。地震による家屋の倒壊やその後の火災等で多くの方の尊い命が失われ、今なお行方不明の方もいらっしゃいます。また、被災された地域では、避難所での生活を余儀なくされていたり、ライフラインが復旧していない中で生活をされていたりと大変な状況が続いています。生徒の皆さんのご家族や大切な人が今回の地震で被災されていることもあるのではないかと思います。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げますともに、被災された方の生活が一日も早く改善されますことを願っています。
本日学校便りを配布していますが、その中で「日本の絆 今こそ強く」という高校サッカー選手権大会であった話を載せています。もうすでに知っている人もいると思いますが、1月2日に行われた高校サッカー選手権大会に被災した地域の石川県代表の星稜高校と富山県代表の富山第一高校の試合がありました。前日に起きた地震のため、本来なら応援に駆け付ける予定であった応援団が応援に行けなくなってしまいました。それを知った対戦相手の学校をはじめ、すでに敗戦していた学校や、Jリーグのチームからたくさんの方が応援席に集まり、星稜高校や富山第一高校の応援をしていました。星稜高校の応援席には、「がんばれ! 日本の絆 今こそ強く」という横断幕が掲げられていました。たった1日の間に多くの人が「何か自分たちにできることはないか」という気持ちで動いて実現できたのではないかと思うこの応援は、まさに「日本の絆」を感じさせてくれるものでした。その姿を見たときには、私自身も涙が止まらなくなりました。被災された方に対して、何ができるか問われると大きなことはできませんが「日本の絆 今こそ強く」そんな気持ちを大切にしたいと思います。
さて、2学期の終業式では、生徒の皆さんが学校行事や委員会活動・部活動などを通じて身に付けた他者と関わりや協力することや支え合うことを大切にしようとする力が普段の生活や学習にいかされていることの素晴らしさについて話をしました。このような花南中の素晴らしさをこれからも継続していけるといいですね。生徒の皆さん一人一人が安心して生活ができて心地よいと思える学校となっていくことを願っています。
3学期のスタートを迎え、不安なことや心配なことがある人はぜひ、先生やまわりにいる人に声をかけてください。スクールカウンセラーさんやスクールソーシャルワーカーさんも本日学校に来ています。一人で悩まないで相談してください。きっと皆さんの力になってくれるはずです。
これで3学期始業式の話を終わります。