11月の全校朝礼を行いました。
連日の夏日でありながら、インフルエンザで欠席者が多いということから、季節や感染症がどうなっているのかわからない感じですね。
今日の全校朝礼は、「校則」についての話をしました。本校では、校則ではなく「みんなの約束」というルールがあります。今年になって報道等で「校則」について話題になることが多くなりました。本校でも、服装面などを中心として見直しを進めています。この冬の防寒着なども安全面を配慮しつつ社会の流れに合う形に変更しています。
安心して居心地の良い学校を目指しています。集団で生活するために必要なルールがあります。また、学校は勉強するところです。落ち着いた環境を整えることも必要です。
みんなの約束は、生徒の皆さんにとって、「みんなの約束」が安心して心地のよい場所となるために必要なものと思ってもらえることを願っています。
朝礼 校長あいさつ「校則」について
皆さん、おはようございます。11月になりました。例年であれば、コートやマフラーの必要な時期ですが、先週末は夏日といわれる25度以上の気温となる日が続き半そでシャツなどで過ごす人をたくさん見かけました。一方で、寒さと共に感染者が増えることが一般的だったインフルエンザが猛威を振るっています。先週は1年6組が学級閉鎖となりましたが、隣の三中では、先週末も全校で60人以上の生徒がインフルエンザで登校できない状態だったようです。このように花南中だけでなく、近隣の小中学校でこれだけインフルエンザの感染者が増えています。手洗いうがいなどの日頃からの感染予防について意識を高めていきましょう。
先週までの2週間にわたって、落ち葉はきボランティアのご協力ありがとうございました。用務主事さんの毎日のお仕事は落ち葉はきだけではありません。生徒の皆さんのご協力のおかげで、落ち葉はき以外のお仕事をする時間を確保することができます。日頃から生徒の皆さんが安全に生活できることを願って学校のいたるところの掃除や修理などを行ってくれています。きっと生徒の皆さんの気持ちも用務員さんに届いていると思います。合唱コンクールが終わると落ち葉はきボランティアの季節となりますが、この時期の落ち葉が今年は少なかったです。これも夏場からの暑さの影響でしょうか。これからが落ち葉の本番となりそうです。引き続き、部活動等での落ち葉はきにご協力をお願いします。
さて、今日は、「校則」について少し話をしたいと思います。今年度になって、多くのメディアが学校の「校則」について取り上げて話題になっています。一度くらいは耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。取り上げられている内容の多くは、今の時代に学校の校則が合わないのではないかというものです。皆さんはどう感じますか?「花南中の校則は厳しい」なんていうことを3年生の面接練習や保護者の方から聞くこともあります。学校生活をしていて窮屈に感じますか?花南中は「校則」ではなく、「みんなの約束」という表現をしています。花南中がどんな学校であってほしいかと校長先生が聞かれたら、「安心できる居心地のよい学校」だということを以前お話したことがあったと思います。これだけ多くの人が生活する学校が安心して、落ち着いて勉強に向かうことができるようにするためには、最低限度のルールが必要です。ルールがあることから安心して(安全に)居心地よく生活できるところもあると思います。また、服装については、学校は公共の場ということで、多くの学校で標準服が採用されています。以前は制服という表現をしていましたが、最近は標準服ということが多くなりました。皆さんが着ている標準服は礼服という意味合いがあり、冠婚葬祭(結婚式やご不幸があったときのご葬儀)などに着用することができるものです。そのため、標準服を身にまとう場合には、冠婚葬祭に合うような防寒具などの色を学校のルールとして示しています。生徒の皆さんには礼服としての標準服ということをぜひ考えてほしいと思います。
花南中の先生たちは、夏休み以降、「みんなの約束」の内容について、生徒の皆さんの安心・安全を大切にしながら、今の時代に合うようなものにするにはどうしたらよいか、時間をかけて検討を進めてきました。今日はこのあと本田先生から、冬場の防寒等を中心とした服装についての変更点などの説明があります。
「みんなの約束」は皆さんにとって厳しいと感じるものではなく、安心して居心地よく過ごせるためのものと感じられるものであってほしいと願っています。