2学期始業式を行いました。
2学期は、合唱コンクールをはじめとして大きな行事もあります。
仲間と共に成長できる2学期になるといいですね。
9月1日は「防災の日」です。今年は関東大震災から100年目の節目となります。
「防災」の意識を高めていくきっかけとなるといいと思います。
部活動の表彰や生徒会選挙に向けて選挙管理委員からの話、1年校外学習実行委員からの話などもありました。体育館の空調があるおかげで、心地よく始業式を行うことができました。
令和5年度 2学期始業式 校長あいさつ
皆さん、おはようございます。今日は2学期の始業式です。忙しかった1学期を終えてこの夏休みはリフレッシュできましたか。今日からまた学校生活が始まります。多くの仲間と共に力を合わせてさまざまな活動を進めていきましょう。
9月1日は「防災の日」です。本日配布する学校便りにも記載していますが、今から10年前の今日、9月1日に関東大震災が起きました。10万人以上の尊い命が失われ、同時に倒壊や火災により多くの家屋なども消失しました。この関東大震災の経験を防災について考える契機とするために、「防災の日」と定め、日本中で防災について考える日となりました。今日は、皆さんも避難訓練として、「災害があったときにどのように行動するか」などをこの後学習します。ぜひ、ご家庭でも話題にして「防災」「もし震災が起きたら」という視点で考えてみてください。
さて、この夏の暑さは例年をはるかに上回っているように感じます。熱中症のことについて、連日ニュースなどで注意喚起する報道がされていました。この夏休みに暑さをしのぐために、不必要な外出を避け、家の中の涼しい環境の中で過ごしていた人が多いのではないでしょうか。今日から2学期が始まり、暑さに体が慣れていない中で、いきなり屋外での活動をすることで、熱中症の危険が高まります。また、夏休み中に生活リズムが崩れていた人は、体の方もバランスを崩しています。このようなことが重なり、重大な事故が起きるリスクが高まります。まずは、生活のリズムを整え、食事をしっかりと食べ、そして運動するときや長時間屋外にいるときは、こまめな水分補給と休憩をとること、無理をしないこと、そして、少しでも体調がすぐれないと感じたときには近くの人に伝えることなどを心掛けてください。
最後に、1学期はコロナ禍を過ごしてきた頃と比べて多くの活動ができたことで、皆さんが大きく成長したと感じています。皆さん自身も何かをやり遂げたことによる達成感や満足感などを感じたのではないでしょうか。一方で、できることが増えた分、日々の活動が忙しくなったり、自分以外の人との関わりが増えたりして、体力的なことはもちろんこのこと、心の部分でも目に見えないような疲れを感じた人もいたのではないでしょうか。受験を目指して勉強している3年生はきっと夏休み中もさらに忙しい毎日を過ごしていたと思いますが、この夏休みで体力的にも心の部分でもリフレッシュしているといいと思います。2学期も生徒会選挙、合唱コンクール、校外学習、職場体験、定期テスト、7組の宿泊学習など、多くの取組が予定されています。1学期の終業式に「当たり前」の話をしました。今この時間を大切に、そして「当たり前」にできることに感謝の気持ちをもって取り組んでください。
2学期を楽しみにしている人が多いと思いますが、2学期が始まるにあたり、気持ちが前に向かなかったり、不安があったりするようなことがあれば、遠慮なく先生たちに知らせてください。また、学校にはスクールカウンセラーさんやスクールソーシャルワーカーさんがいますので、相談してください。必ず皆さんの気持ちをしっかりと受け止めて、困っていることや不安なことを一緒に考えていきますので安心してください。
2学期も生徒の皆さんの必死にがんばっている姿や笑顔をたくさん見ることを楽しみにしています。