5月の全校朝礼を行いました。
晴天であれば、校庭で実施し、その後の運動会全校練習につなげる予定でしたが、残念ながら雨天のため体育館での実施となりました。
校長からは、運動会などに向けて学級での取組の際に、互いの意見を出し合い、学級としての方向性をまとめるためにどんなことを考えてほしいかという「学級活動」について話をしました。
また、生活指導担当からは、
1 登下校(服装などについても含めて。気温などによって自己判断してよいが、不審者への意識も考えて)
2 熱中症対策(水分補給だけでなく、睡眠時間の確保、朝食を食べる)
3 首から上のケガなどの対応(近くの大人にすぐ連絡する)
という話がありました。どれも大切なことですね。
朝礼後は体育館で運動会全校練習を行いました。
朝礼 校長あいさつ「学級活動」
今日は、朝礼の後、運動会の全校練習ですね。25日の運動会に向けて、すでに本格的な練習が始まっているので、気持ちも盛り上がっているのではないかと思います。天気は雨が降る日も多く、また、気温は夏のような暑さの日があり、ゴールデンウイーク明けで、体が慣れていない中、体調を整えることが難しい人もいると思いますが、ケガがないようにそして熱中症にならないように気を付けながらそれぞれの目標に向かって準備を進めてほしいと思います。
さて、今日は、運動会にも絡めて、「学級活動」の話をします。小平市では、今、特別活動に力を入れてそれぞれの学校を創り上げていこうという目標を立てています。特別活動と言われるとあまりピンとこない人が多いと思いますが、中学校の特別活動とは、学級活動や生徒会活動、そして学校行事となります。
この中の「学級活動」は授業でいえば学活となりますが、生徒の皆さんの活動の中で、学級でさまざまなことを考えたり決めたりする場面がこの学級活動にあたると思います。例えば、学級目標を決めたり、運動会のクラス旗のデザインを決めたり、クラスの役割分担を決めたりすることなどです。小学校では、何かテーマを決めて、それについて話し合う学級会などもこれにあたるのではないかと思います。思い浮かべてみるとイメージできるのではないでしょうか。ここまで言えば、特別活動が特別なことではないとわかると思います。学級でこのような話し合いを行うときに、学級委員や運動会実行委員が司会をして、学級の皆さんが意見を交わしながら何かを決めていくことになります。そのときに大切になるのは、学級の中で安心して意見が言えることや、意見として出たことをみんなが認めること、そして、みんなの意見を総合して、クラスとしての結論を出すことだと思います。複数の意見が出て、それをひとつにまとめる作業は、時間がかかることもあると思いますが、すぐに結論を出そうと、多くの人が支持する意見を学級の意見として採用する多数決ではなく、少数の意見も大切にしながら、学級としてみんなが納得できる方向性や結論を見つけていくことを心掛けてほしいと思います。そんな「学級活動」が繰り返されていくことで、学級の結びつきも深まるのではないかと思います。運動会に向けて学年種目などの作戦を考えるような場面もあると思います。そんな時に、今日の話を思い出してください。運動会を今からとても楽しみにしています。