学校日記

2年生都内校外学習 学校長の話

公開日
2024/01/16
更新日
2024/01/16

お知らせ

【2年生校外学習(都内)学校長の話】   校長 大島 義明

 皆さん、挨拶します。こんにちは! 皆さんあと3ヶ月で皆さんも3年生ですね。
 1万人以上の卒業生が築いてきたこの第6中学校の最上級生であり皆さんが6中の顔になります。明日は6中を代表して都内校外学習に行ってきます。
「どんな校外学習にしたいですか?」友達や家族で都内に行くのではなく、学校の授業として班行動で行く校外学習です。「あなた何を学んできますか?この校外学習でどのように成長しますか?」1年生の川越校外学習、2年での職場体験学習の反省を受けて、3年生での京都・奈良の修学旅行につなげる校外学習です。校外学習とは、校舎内では学べないことを校外で学んでくる活動です。目的は大きく2つあると私は思います。
 1つ目は、「集団の中で自分の役割を果たす」ことです。それは社会に出て必要な力です。世の中では全ての仕事がつながって成り立っています。それぞれがそれぞれの仕事、すなわち役割を果たすことで社会は成り立っているのです。今回の活動でのまなびは、班の係活動を責任をもってやり切ることです。さらに、小平六中生として役割は、普段学校生活で学んでいる、ルールやマナー、あいさつなどを社会に出て正しく表現して来ることです。その成果は、3年生の修学旅行をどの様なものにするかにつながります。
 2つ目は、「答えがひとつではない問題を解決する力」です。学校では、たいてい答えが必ず1つあることが多いです。例えば学校のテストは問題があって答えが1つ有りますね。できるだけ短い時間に多くの問題の答えを答えられた人が成績が良くなります。でも、社会に出ると答えが1つではない問題がほとんどです。そんな時は、仲間と知恵を出し合い、他人の意見を尊重して、折り合いをつけることでよりより解決策に近づこうとするのです。今回で言えば、テーマについてまなぶことや班活動で起きた問題について、よりよい行動をとろうとすることが当てはまります。答えは決まっていません。班で協力してよりよい答えに近づきましょう。
 最後に皆さんにお伝えしたいことは、「当たり前なことなど何もない」と言う思いをもってほしいということです。今回の校外学習の実現に向けては様々な人の支えがあって成り立っています。準備をしてくれた2学年の先生方や実行委員の皆さん、協力してくれた班員や各家庭などの支えがあって成り立っています。また、少し大きい話をしますが、世界中には皆さんと同じ13、14歳の子で食べる物がなかったり、住むところがなかったり、毎日爆弾におびえて暮らしている人はたくさんいます。少し想像しただけでもウクライナやパレスチナガザ地区に住む中学生、また能登半島の中学生も辛い思いをしているでしょう。皆さん、世界には200カ国以上ありますが、この50年間に戦争に巻き込まれなかった国は日本を含め数ヵ国しかありません。「当たり前なことなど何もない」だからこそ、こうやって暮らせること、活動できることを楽しんできてほしいです。平和で治安のいい東京、時間通りに動く電車の交通システムの東京、この東京で普段の学校生活ではなかなか見られない、友達の良いところをたくさん発見してきてください。校外学習を楽しんできましょう。
 先日も伝えしましたが、全ての活動には意味があります。それを意味のあるものにできるかできないかは、あなた次第なのです。