本日、4月の全校朝礼をテレビ放送で行いました。
校長あいさつでは、昨年度から今年度になって変わったことについて話をしました。
「給食のこと」「学習のこと」
特に「学習のこと」については、「主体的に学ぶ」ことの大切さについて伝えました。
そのほかにもあると思いますが、変化に対応していくことはとても大事なことですね。
写真:卒業式・入学式の花道を飾っていた鉢植えの花を、主事さんが花壇に植え替えてくれました。とてもきれいです。
朝礼 校長あいさつ「主体的に学ぶ」
おはようございます。
今日は今年度今までと変わったことについて話をしようと思います。1年生にとっては変わったといってもすべてが初めてなのでピンと来ないかもしれませんが聞いてください。
まずひとつは給食です。先週の木曜日から始まりました。昨年度までは、小平市の給食センターで作ってくれた給食を学校に運んで食べていましたが、今年度からは、給食センターの建て替えのため、ランチボックス形式の給食となりました。引き続き、小平市の栄養士さんが皆さんの栄養のバランスを配慮しながら献立を考えてくれています。実際に2日間食べてみてどうですか。おいしかったですよね。温かいスープや麺類を食べることができないことが少し残念ですが、配膳に時間がかからなくなった分、ゆっくりと味わって食べてください。配膳のときは、お盆がなくなってしまったので、両手でランチボックスやお箸などをもって自分の席まで運ばなければなりません。十分気を付けてくださいね。
もうひとつは、学習についてです。4月の学校だよりでお伝えしていることですが、今年度から中学校の授業では、新しい学習指導要領に基づいて学習をすることになります。学習する内容が変わる教科もありますが、大きくは変わりません。今回の変更のキーワードとなっているのは、「主体的に学ぶ」というものです。「主体的」を辞書で調べてみると、「自主的に行動する」「自らの意志や判断で実行する」というようなことが書かれています。今回、なぜ「主体的に学ぶ」ということがキーワードとなっているのかを少しお伝えします。皆さんこんな経験はありませんか。先生に教えてもらって「これは大切なことだから必ず覚えましょう」といわれて、何回も繰り返して覚えようと思ってもなかなか覚えられなくて困った。一方で、皆さん自身に興味関心があって、自分から考えてみたり、その内容を友達と相談したりして学習したことは、特に意識していなくても覚えている。どうでしょうか。なんとなくイメージできることがあるのではないでしょうか。このように、何事にも興味関心をもって「主体的に学ぶ」ことによって、皆さんの力をさらに高めていこうと考えているのです。ぜひ、「主体的に学ぶ」ということを意識して、学習してみてください。積み重ねていくうちに皆さん自身で成果を実感できる日がくると思います。
花小金井南中学校
校長 堀井賢治