まだまだ寒さが厳しい日が続いていますが、立春をすぎました。暦の上では、春の兆しが見え始める時期ですね。
朝礼の校長あいさつでは、『感染症拡大防止の対策など「自分事」として考えて行動していることで、校内での感染が広がっていません。今後もこの「自分事」と「相手の気持ち」を考えた行動で、この状況を乗り越えていきましょう』という話をしています。
また、生活指導主任からは、本日より感染対策のため、ジャージでの登校を選べるようになった経緯などについて話をしました。
朝礼 校長あいさつ「自分事と相手の気持ち」
皆さん、おはようございます。寒さが厳しい日が続いていますが、2月4日は二十四節気の立春でした。「春が立つ」ということからもわかるように、春の兆しが見え始める時期という意味です。今のような寒さからは春というのはまだまだ先のように感じますが、春はもうすぐそこまで来ていますね。自分の進路に向き合って努力を続けている3年生の皆さん。最後まで自分の力を信じて自信をもって前に進んでください。応援しています。
さて、新型コロナウイルス感染症オミクロン株の感染拡大が止まらず、心配な状況が続いています。すこしでも早く、感染拡大が収束していくことを祈りたいですね。きっと生徒の皆さんも同じような気持ちでいると思います。東京都では毎日2万人以上の方が感染するような状況ですから、誰がいつ感染してもおかしくないと思います。実際にご家族の方が感染をしたり、濃厚接触者となったりして学校に登校できない皆さんのクラスの仲間も増えてきました。このような状況の中、これまで、花南中では校内での感染は広がっていません。これは生徒の皆さんやご家庭の方が、学校の中での感染を広げないために、さまざまな場面で意識を高めて行動してくれているからだと思っています。素晴らしいと思います。始業式の話の中で、このような状況の中では「○○に気を付けてくださいとか□□をしましょう」と具体的な行動を示すのではなく、今の自分に何ができるか自分で考えて行動しましょう。ということを皆さんに伝えました。きっとこの話をきいて、真剣に受け止め、行動している生徒の皆さんが多いのではないかと思っています。自分の行動を決めるのは自分自身です。自分が何をするか人から言われたことを何となくやるのではなく、自分で考えることから、何が大切なのかがわかり、それが主体的な行動につながっていきます。このところ話を続けている「自分事」です。感染を広げないために今の自分にできることをすべての人が考えて行動していけばきっと気持ちをひとつにして前に進めると思います。これまで以上にそんなことを考えてみてください。また、先日本田先生から、欠席する友達について、心配な気持ちは大切ですが、それぞれの理由があるから温かく見守ってほしいという話がありました。こちらは、相手の気持ちを考えた行動ですね。このような視点をもって行動することも大切です。
「自分事」として行動して前に進むこと、そして「相手の気持ち」を考えて行動すること、この2つのことができれば、自分自身やご家族、大切な友達たちそしてすべての人たちが互いに支え合うことができると思います。みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう。