無事に1学期を終えることができました。
地域・保護者の皆さま、ご支援ご協力をいただきありがとうございました。
終業式では、校長より夏休みのしおりのあいさつ文の内容を中心に話をしました。
また、本校の卒業生が、オリンピック・パラリンピックの聖火ランナーとしてセレモニーに参加していたことも紹介しました。
よろしければご覧ください。
夏休みのしおり
令和3年度の1学期が終わります。緊急事態宣言が2回、その間の期間はまん延防止等重点措置ということで、引き続き感染症拡大防止の意識をし、制限がある生活が続きました。そのような状況の中でしたが、この1学期は多くの活動を行うことができました。運動会や校外学習をはじめとする学校行事、部活動など生徒の皆さんが中学校生活で楽しみにしていることができたことは私自身が本当に嬉しかったです。このような活動を通じて皆さんのがんばっている姿や笑顔をたくさん見ることができました。クラスや学年の仲間と共に生活し、ひとまわり成長した手応えをつかんでいる人もいるかもしれません。努力したこと、今までできなかったことができるようになったことなどはこれからの人生で皆さんの支えとなっていくものです。ぜひこの夏休みに振り返ってみてください。
さて、この夏休み期間には、オリンピック・パラリンピックが実施されます。感染症拡大防止の観点から無観客となり、予定されていた皆さんのオリンピック観戦事業は中止となりました。残念に思っている皆さんもいるではないでしょうか。東京で実施されるオリンピックということで、出場を目指すアスリートをはじめとしてこの世界最大のイベントに関わる多くの人がここを目標にして努力を積み重ねてきました。保健体育の授業や道徳の時間などを通じて、皆さんも学習をすすめてきました。実施の是非についてもさまざまな議論がされていますが、東京というこの地で行われるオリンピック・パラリンピックが私たちの心に残り続けるような大会になるように私も応援します。皆さんも競技に出場するアスリートの姿を見て、きっと何かを感じると思います。オリンピック・パラリンピックで感じたことから自分を見つめ「何かに挑戦してみよう」、「何かを変えてみよう」など思えたら、ぜひ実行してみてください。何年かして東京オリンピック・パラリンピックを振り返ってみたとき、「あのとき挑戦しようと思って始めたことが今の自分を支えている」ということがあるかもしれません。そんなことになったら素敵ですね。
昨年の夏休みは例年の半分の3週間でした。その3週間という短い夏休みをどのように活用するか、自分の時間の使い方をよく考えて、その時間を大切にしようということをお伝えしました。今年は6週間の夏休みとなりますが、長い夏休みと思ってしまうと、つい「後でやればいいや」という気持ちになってしまうものです。この6週間を有効に活用するためにも、計画的に過ごしてほしいと思います。緊急事態宣言が出ている中での夏休みということで、水泳教室や学習教室は中止となりました。学校に来ることが少ない夏休みとなりそうですが、何か困ったことがあればいつでも相談に来てください。2学期の始業式には、この6週間の夏休みにさまざまなことを感じ、挑戦し、自信をつけた皆さんと元気な姿でお会いできることを楽しみにしています。