本日6月の全校朝礼を行いました。
先月の全校朝礼で「運動会に向けて」の話をしました。
今日は、運動会は学年ごととなりましたが、心がひとつになって繋がっていると感じたことなどを伝えています。
また、教育実習の最後のあいさつもありました。良い先生になってくださいね。
朝礼 校長あいさつ「運動会の経験をそれぞれの自信に」
おはようございます。6月1日に運動会が行われました。緊急事態宣言が延長されたため、全校で一堂に会することができなくなり、学年ごとの開催となりました。それでも「君には負けない」というスローガンの通り、実行委員を中心に素晴らしい運動会を作り上げました。学年ごとではありましたが、心はひとつとなって繋がっていたと思います。3年生の力強さ、最後まで諦めない粘り強さ、1年生の一生懸命さそして7組と合同で行った全員リレーの一体感、2年生のこれからの花南中を背負っていこうとするリーダーシップや頼もしさ、それぞれの学年の良さが発揮されていました。運動会の取組の中で成長したこと、また課題に感じたことなどあると思います。しっかりと振り返り前に進みましょう。そして、今回の経験を通じて生徒の皆さん一人ひとりが自信をもってほしいと思います。
さて、運動会が行われた6月1日というのは少し特別な日であると感じています。ちょうど1年前の6月1日は、約3ヶ月続いた臨時休校が終わり、学校が再開された日です。あれから1年が経ちました。生活スタイルを見直して、感染拡大防止をさまざまな場面で意識するようになりました。学校が再開された後もできないことや制限が厳しい状況が続きました。学校行事や部活動の大会などが中止となり、悔しい思いや辛い思いをたくさん経験しました。当たり前のことが当たり前ではないと感じることが多かった1年でした。
あれから1年経った現在、緊急事態宣言は出ていますが、学校行事や部活動の大会は制限がある中でも行うことができています。生徒の皆さんの活動ができるようになって本当に良かったと思っています。ワクチンの接種が始まり、少しずつ世の中の状況が良くなっているような気がします。一方で皆さんのような未成年者の感染者が増えてきていることや重症者の割合が増えていることなどがとても心配です。できることが増えてきて、いよいよ明るい未来の見通しが見えてきていますが、ここで安心することなく、もう一度普段の感染症拡大防止の対策を確認して生活するようにしていきましょう。
花小金井南中学校 校長 堀井賢治