小平市立小平第十二小学校

7/9 鶏飯(けいはん)

 牛乳 鶏飯(けいはん) おひたし 抹茶蒸しパン

 今日の主食『鶏飯(けいはん)』は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理です。かつて、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代、鹿児島本土からやってくる役人たちの威圧的な態度を少しでも和らげるためにつくられたのがはじまりだといわれています。当時、非常に貴重なものであった鶏を余すことなく使ってつくった『鶏飯』で役人たちをもてなしていました。また、このころはまだスープをかける風習はなく、鶏の炊き込みごはん風にして食べていたそうです。昭和に入ってから鶏ガラのスープをかけて食べるアレンジが浸透し、いまではそれが一般的となっています。【農林水産省「うちの郷土料理」参照】

 今日の給食では、具をそれぞれ並べることができないので、甘く煮た干ししいたけを白いごはんにのせて、炒り卵を混ぜた鶏ガラスープをかけて食べました。


【給食室】 2025-07-09 13:32 up!

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