学校日記

2年:ボルドエルデネさんの馬頭琴とホーミーの演奏会!

公開日
2026/02/08
更新日
2026/02/08

校長より

1月30日(金)


モンゴルには「ホーミー」という摩訶不思議な歌唱法があります。
1人の歌い手が2つ以上の音を同時に出してハーモニーを奏でます。
この日、日本在住のホーミー&馬頭琴奏者ボルドエルデネさんをお招きし、演奏会を行いました。

ボルドさんは、ホーミーや馬頭琴の世界大会で優勝した、まさに世界一の演奏者です。
現在は、モンゴルを離れ、日本で暮らしていらっしゃいます。
日本語もとても堪能です。
演奏会の前には、この演奏会をコーディネートしてくださった元社会教育委員の大杉さんから、
モンゴルの自然や草原での遊牧民の暮らし、
首都ウランバートルの景観などを紹介していただきました。

そして、いよいよ待ちに待った演奏です。
馬頭琴の演奏に合わせてホーミーが歌われます。
喉を絞って出す低いほうの音はずっと一定の音階でベースの役割を果たし、
その音を口腔内で共鳴させて出す口笛を思わせる高いほうの音は音階が上下にゆれてメロディを奏でます。

ホーミーには人の心を癒す効果があり、
「幸せを呼ぶ音楽」だと言われています。
人間だけではありません。ホーミーの歌い手は動物の心と通じ合うことができるともいわれます。
例えばモンゴルでは、産後の母ラクダが出産の痛みにショックを受けて、
子ラクダにミルクを与えようとしないことがあります。
そんなとき母ラクダのそばでホーミーを歌って聴かせると、
母ラクダは気持ちが安らいで涙を流し、子ラクダにミルクを飲ませるようになるとのことです。

馬頭琴は、バイオリンやチェロのような弦楽器で、
馬の毛を使った弓で弦をひいて音楽を奏でます。
ボルドさんはこの馬頭琴の製作も行っています。

馬頭琴は、2年生が国語の教材で学ぶ「スーホの白い馬」でも紹介されている楽器です。
ときにゆったり、ときにスピーディに技巧を駆使して馬が疾走する様を表現したり、
お祝いの喜びを表現したりします。

1時間があっという間の演奏会でした。
世界最高峰の素晴らしい演奏を聴かせてくださったボルドエルデネさん、本当にありがとうございました。