学校日記

「ランドセルは海をこえて」内堀タケシさんの出前授業(1)

公開日
2025/12/22
更新日
2025/12/22

校長より

12月8日(月)

令和2年から5年にかけて、
光村図書4年国語の教科書に載っていた、
「ランドセルは海をこえて」
というお話を皆さんはご存じでしょうか。


使われなくなったランドセルを紛争と混乱が続くアフガニスタンの子どもたちに届け、
学ぶ喜びを知るきっかけにしてもらいたい。

2004年、ある化学メーカーがこんな思いで始めたのが「ランドセルは海を越えて」の取組です。

ランドセルは小学生が毎日使う学用品ですが、
多くの場合、卒業とともに出番を失います。
6年間の成長の思い出が詰まっているため、
捨てるに捨てられず、多くは押し入れの中にしまわれたままになっています。

まだじゅうぶんに使用できるランドセルに
第二の活躍の場を与えられないものかと、この会社は考えました。

答えは意外なところからもたらされました。
日本から6000キロも離れた国アフガニスタンでした。
現地のNGOから

「長引く紛争で子どもたちの学用品がとても不足しています。
 1人でも多くの子どもを学校で学ばせたい」

という情報がもたらされました。

自分のランドセルを送ることでアフガニスタンのこどもの役に立てるなら送ってあげようと
毎年たくさんのランドセルが全国から届けられます。

海を越えたのはランドセルでしたが、
日本とアフガニスタンの子どもたちの間に生まれた友情こそ、
未来へとつなぐこの活動の価値だとこの取組を進める会社はHPで伝えています。

この取組の様子をご自身で撮られた写真と文で本にされたのが、
写真家の内堀タケシさんです。
その本が、4年生の教科書に載ったのです。
このお話を教科書で学んだのは、現中学3年生〜小学6年生です。
そして、現行の国語の教科書には、本文は載っていませんが、
著書は写真付きで紹介されています。

内堀さんは、この夏もアフガニスタンに行かれていて、日本に戻ったところでした。
そんなご多用なスケジュールの中、
本校のこどもたちのために出前授業に足を運んでくださいました。

内堀さんが、実際に現地でお撮りになった写真を多目的室に飾る作業には、
6年生の保護者やボランティアの皆様がご協力してくださいました。
この画像は、その会場づくりの様子です。
すっかり飾り終わった多目的室は、まるで本格的な写真展の会場のようです!