4年生: 「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」を鑑賞しました!(3)
- 公開日
- 2025/05/18
- 更新日
- 2025/05/18
校長より
5月16日(金)
この絵画展では、画家さんによる絵画制作の実演も行われていました。
この日、会場にいらしたのは、大阪府の森田 真千子さんです。
森田さんは、生後10ヶ月の時に、高熱による脳性小児マヒのため四肢マヒとなり、両手両足が使えなくなりました。
養護学校小学部の時に、授業で口に鉛筆や筆をくわえて書き始め、努力によって、自由に使いこなすようになりました。
同校中学部・高等部で絵画に興味を持ち、卒業後は絵による自立を決意し、強い意志とエネルギーで才能を磨きました。
絵画だけでなく短歌を詠み、全国各地のイベントや学校の講演では、絵と共に自作の短歌を書いた色紙の制作実演を行っていらっしゃいます。
また、色彩福祉の資格を取り、色彩におけるカウンセラー指導も行っていらっしゃいます。
こどもたちとの交流の時間もつくっていただきました。
「みんな、スポーツでも勉強でも、ああ疲れたな・・・やりたくないな・・・と思う時ってあるんじゃない。そういう時は、休んでもいいんだと思うよ。でも、また始めるんだよ。そうやって続けていくことが大切なんだと思うよ。」
「あきらめないことが大事ですよ。」
ご自身の人生を通して実感的に語られる言葉一言一言は、とても重く、そしてとてもあたたかいのです。
こどもたちの質問にもとても丁寧にお答えくださいました。
「1枚の絵を仕上げるのにどのくらいの時間がかかるのですか?」
「あ!そこの花火の絵あるでしょ、あれは半年かかったね。」
さりげない言い方にみんなびっくり!
1枚の絵に半年も!!
「私だってもう描くのをやめちゃおうかって何回も思うんだよ。でも描くのよ。」
ああ、そういうことか!
「休んでもいいんだと思うよ。でも、また始めるんだよ。そうやって続けていくことが大切なんだと思うよ。」
というさっきの言葉の背景には、地道に制作に取り組んできたご自身の努力と思いがたくさん詰まっていたんだ・・・と、強く感じました。
こどもたちは、本当に真剣にお話を伺い、
たくさん質問させていただきました。
本当にあたたかく素敵な時間でした。