1学期終業式 校長講話
- 公開日
- 2026/07/17
- 更新日
- 2026/07/17
二中の1日
おはようございます。本日で無事に1学期が終了します。この1学期、勉強に、部活動に、そして行事に、一生懸命取り組む皆さんの姿をたくさん見ることができ、校長先生はとても嬉しく思っています。 さて、皆さんは最近、スポーツの世界で活躍する選手たちの姿を見て、胸を熱くしたことはありませんか? たとえば、ワールドカップで世界の強豪を相手に、ディフェンダーの激しいチェックをかいくぐり、ほんの一瞬の隙、相手の足の間を抜くような鋭いシュートを決める選手たち。あるいは、メジャーリーグで投打の「二刀流」として世界の常識を覆し、誰も成し遂げたことのない記録を打ち立て続けている大谷翔平選手。彼らのプレーは見ている私たちをワクワクさせてくれます。 しかし、ここで皆さんに考えてほしいことがあります。 彼らは、生まれたときからあのような素晴らしいプレーができたのでしょうか。…答えは「ノー」です。初めからできた選手なんて、世界に一人もいません。 彼らにも、皆さんと同じ中学生の時期があり、最初は練習しても、練習しても、自分の思うように体が動かず、やろうとしていることが全くできない、そんな悔しい時期が必ずありました。何度も失敗し、壁にぶつかり、泥だらけになって泥臭い練習を繰り返してきたのです。 では、なぜ彼らは諦めずに続けられたのでしょうか。それは、「練習し続けることで、いつか必ずできるようになる」ということを、知っているからです。あきらめずに努力を重ねた人だけがたどり着ける「高み」があることを、彼らは経験として知っているのです。 明日から、30日を超える長い夏休みが始まります。皆さんには、このまとまった時間がある夏休みに、ぜひ「できなかったことができるようになる」という成功体験を味わってほしいと思います。 それは大きなことでなくても構いません。「苦手な数学の計算問題を解けるようにする」「部活動で新しい技やフォームを身につける」「毎日早く起きて机に向かう習慣をつける」など、何でもいいのです。最初はできなくて当たり前です。しかし、そこで諦めずに工夫し、努力を続けてみてください。夏休みが終わる頃、「これができるようになった」という自信は、皆さんを大きく成長させてくれるはずです。 実り多き夏休みにすること、そして何よりも命を大切にし、全員が元気に2学期の始業式で顔を合わせられることを楽しみにしています。