こげらネットに戻る 給食センターのトップに戻る 前に戻る

特別にほうれん草を育ててもらいます

 小平市学校給食センターも参加している「食を通した健康づくりネットワーク会議」では、東京都多摩小平保健所を中心に、近隣五市(小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市)の栄養士が協力して、地域住民の方が健康的な食生活が送れるように様々な活動をしています。
 小平市では、今年度の活動として家庭から地場野菜のおすすめレシピを募集したり、朝ごはんに野菜が食べたくなるような絵手紙を募集したりしました。
 9月は「めざまし スイッチ 朝ごはん」月間として、『やさいたっぷりレシピ集』の中に掲載されている「ほうれん草とツナの和え物」のメニューを、五市の様々な給食施設で一斉に実施して、野菜の摂取を呼びかけることになりました。
 そこで、いつも地場野菜を納入して下さっている市内の農園に特別にお願いして、この献立に使用するほうれん草を育てていただくことにしました。
 ほうれん草は、本来は寒い季節の野菜なので、通常はこの時期に小平市近隣ではほうれん草は作らないそうですが、今回はイベントなのでぜひ地場産のほうれん草を使わせてもらいたいと、無理にお願いしました。
 ほうれん草が育つ様子を、写真で紹介していきますので、ご覧ください!

@ 8月10日 ほうれん草の種を蒔きました。



種を蒔く機械です。


種蒔きの機械には、凹みがついたゴムのベルトをはめます。
この凹みは、種の種類や一ヶ所に蒔きたい粒数によって、大きさや間隔が違うそうです。


数種類あるベルトから最適のものを選んで、付け替えます。



青い粒がほうれん草の種です。
ゴムのベルトが回転するときに、種を凹みにすくい上げ、小さな刷毛で表面をならします。

種蒔きの機械は「ごんべえ」というユニークな名前がついています。

校庭で白線を引くように、コロコロと転がしながら種を蒔いていきます。
「ごんべえ」は、種を蒔くと同時に、土もかけてくれる優れものです。



行きに蒔いた線を見失わないように、隣の線を蒔いていきます。
何度も、往復して蒔きます。

暑いハウスの中を行ったり来たりするので、汗だくです。
種を蒔き終わったので、次に水をやります。
ホースから霧のような細かい水が出ているのが見えますか?


土の中から、オケラが出てきました。
土が元気な証ですね。


外の畑には、小松菜を蒔くための畝を作りました。


ほうれん草と同じように、小松菜の種を蒔いていきます。
A 8月18日 ほうれん草の芽が出ました


今年の夏は、記録的な暑さのため、日よけのネットがかけられていました。
日よけネットの中で・・・・・・ほうれん草の芽は、3〜4cmの高さに育っていました。
私たちが普段食べている大きさのほうれん草からは想像できない位、スッと細くスマートな葉です。

      残念なことに・・・


 一週間後、せっかく出た芽が、あまりの暑さに枯れてしまったという連絡が農園から入りました。
元々、夏場のほうれん草は難しいというお話しでしたが、その上、今年の異常なほどの猛暑に耐え切れなかったようです。
 そのため、9月28日、29日で予定していた「ほうれん草とツナの和え物」の献立に地場産のほうれん草を使うことは、残念ながら出来なくなってしまいました。
 農業は、自然相手の仕事なので、人間の思うままにはならないと、今までも知っていたつもりでしたが、今回のことで、その厳しさや農家の方々のご苦労を再認識しました。

 全国的に異常気象が続いています。今後、農業や漁業などにどのような影響が出てくるのか、それらに携わる方々や私達の暮らし、2学期の給食にどのように関係してくるのか、心配です。

B 9月28日 ほうれん草を小松菜に変更しました
ほうれん草が使えなくなってしまったので、急遽、ほうれん草を地場産の小松菜に切り替え、「小松菜とツナの和え物」に献立変更することになりました。
ほうれん草の種蒔きでもご協力いただいた加藤農園さんに、78kgと66kgの量の小松菜を、2日にわたって納品していただきました
小平産の目印、「畑からまっしぐら」のテープを巻かれた、新鮮そのものの小松菜です。
夏場の小松菜は、成長が早いので、給食のように、使用日や使用量が決まっている場合の納品には、ご苦労されるそうです。

もやしや人参などと一緒に茹で上がった
ところです。
きれいな色に仕上がりました。
計量しながら、手早く配缶します。

衛生面から、夏場には、たんぱく質を多く含む材料と野菜を給食センター内で和えることはできません。
そこで、今回はツナを野菜とは別に出すことにしました。
ツナ用に使える入れ物は無いので、お椀を利用して、ツナをクラス別に分けたところです(ラップがかけてあります)。
天缶の中に、このように収まりました。
教室で、給食当番に野菜とツナをドレッシングと共に和えて、配食してもらいます。
C 9月29日 小平第四中学校へ給食訪問に行きました
「めざましスイッチあさごはん月間」と、「小松菜とツナの和え物」について、教室で直接生徒さんにお知らせするために、給食時間に第四中学校へうかがいました。
学校の廊下に、朝ごはんについての標語を張り出した、とてもきれいな掲示物を見つけました。
委員会活動で
の取り組みだそうです。日々の学校生活の中で、このような活動をしてくれていることに、嬉しくなりました。
“めざましスイッチあさごはん月間”のポスターや、“畑からまっしぐら”ののぼり旗を持参して、「朝ごはんにも野菜を食べよう!地場野菜を食べよう!」というお話しをさせてもらいました。
初めてでしたが、給食当番さんは、きちんとツナと野菜、ドレッシングを和えて配食してくれていました。
サラダなど、野菜の献立は残りが多いのですが、今日はきれいに食べてくれていました。