公開授業・研究発表会   
2月4日(金)   
             

平成21・22年度小平市教育委員会研究推進校として、本校は2年間に渡って「自らすすんで学ぶ生徒の育成−基礎・基本の定着を図り、学力の向上を目指す−」という主題で、研究をすすめてきました。上の写真は公開授業の様子です。

この研究は、@教員の授業改善とA生徒の家庭学習の促進、という2点を主眼に、基礎的、基本的学力を付け、さらに自らすすんで学ぶ生徒を育成するには、どのようにしていったらいいのか、ということを実践的に考えるものでした。

@では、
特別支援教育で言われている、手順を分かりやすく示したり、教材や教示方法の工夫したりすることで発達障害のある子供も理解しやすいという技法を取り入れて、だれにでも分かりやすい授業を目指した研究です。
本校では、小さなホワイトボードに、その日の学習のゴールを書いて、黒板に貼っておくことを全教員が実践しています。これは、集中力を欠いてしまう生徒も、いつでも何をやるべきかが分かるという利点があります。これに合わせて学習の手順を示すことや繰り返し学習をすすめるなど各教員の様々な工夫を互いに授業を見合ってそれぞれの授業を改善していきました。
Aでは、
基礎的な学力を定着させるためには、家庭学習が重要であるという考え方から、各教科で基礎的な内容を復習できるような宿題を定期的に出し、家庭学習を週間付かせようとする取組です。これには、家庭学習の手引きというプリントを配り、生徒たちが家庭の学習机の前に貼っておけるようにしました。
     
          

研究発表会は、次のようなプログラムで行われました。
1 あいさつ    小平市教育委員会委員長         伊藤文代様
2 来賓紹介
3 研究発表   本校研究部                  倉澤恒子、伊藤克行、武内 亮
4 指導・講評   (財)日本中学校体育連盟事務局長    菊山直幸様
5 講演「今、学校教育に求められているもの〜生徒の願いに応える指導の在り方を追究する〜」
           目白大学人間学部児童教育学科教授  小林福太郎様
6 謝辞      本校校長                    清水公明

【研究発表会に参加いただいた方からのご意見等の一部です】

家庭学習の習慣については、小中、特に小1からが大切であり、保護者の意識改革が大事(必要)と思います。
・特別支援教育の視点に立った授業作り、教室環境がすべての授業、教室で実現されていました。すべて揃うということは難しいことですが、研究の成果と思いました。
・ 生徒たちが落ち着いた中で授業を受けている姿がとても印象的でした。
数学の授業を拝見しました。1年は回転体の説明をする際に手作りの教具を使ってわかりやすく説明していた。3年は入試対策プリントを生徒自らが考え、解いていた。分からない生徒に対してTTで指導できていた。
・体育館でG組生徒のソーラン節を見学させていただきました。全員が曲をよく聞いて声を出して動いている生徒の姿がすてきでした。また先生方の声がけも温かく、その声がけで子供たちも安心して自己肯定感を高めているように思いました。
・特に、ホワイトボードを利用して、本日の授業のねらいを提示すること、黒板の使い方など、いつでも気を付ければ、すぐにでもできる実践で、参考になりました。少し思ったのは、映像や動きをもっと取り入れられたら、更に良くなるのではということです。大型テレビやスクリーンを利用した授業も研究したらどうでしょうか。
・国・理の授業テンポがとても良く、子供たちも食いついているなと思った。やはりゆっくりしていると中三でもだらけがちになるので、あのテンポは小学校へ帰ってもやっていきたいなと思った。ただテンポが良い授業でも「一問一答」「深みが見られない」など、中学校で見られる課題があるなと感じた。


貴重なご意見ありがとうございました。
映像や動きについては、大型モニターを使って一斉放映したり、パワーポイントを使ったりした授業も展開しております。興味を引くという活用が主ですので、実技などの説明に活用するなど、一部で行っているところですが、さらに進めていきたいと思います。
確かに中学生が意見を多く言える環境作りはまだまだ不十分なところがあると思われます。一度言いやすい環境ができるとますます考えが深まる授業ができると思います。さらに研修を重ねていきたいと思います。

 【研究報告書がダウンロードできます】

   平成21・22年度小平市教育委員会研究推進校 研究報告書